コンテンツにスキップ
ジャーナルに戻る

妊娠の初めてのエコーはいつ?何が分かるかを解説

妊娠して初めてのエコーはいつ受けるの?この記事では、初めての超音波検査の時期と、エコーで分かること(妊娠の確認・週数と出産予定日・心拍・赤ちゃんの数)、経腟エコーと経腹エコーの違い、準備のポイントや安全性までやさしく解説します。

Mama Ai チーム

更新日 2026年6月26日 8 分で読める
妊娠の初めてのエコーはいつ?何が分かるかを解説

妊娠検査薬に2本の線が出たとき、まず多くの人が「早く赤ちゃんを見て、すべて順調だと確かめたい」と感じます。妊娠の初めてのエコー(超音波検査)は、まさにそのための検査です。妊娠していることを確認し、妊娠週数と出産予定日(分娩予定日)を割り出し、心拍や胎嚢の位置を確かめます。この記事では、初めてのエコーをいつ受けるのか、何が分かるのか、経腟エコーと経腹エコーはどう違うのか、どう準備すればよいか、そして安全なのかを順番に見ていきます。

先にお伝えしておくと、エコー(超音波検査)は妊娠の経過を見守るうえでの、日常的で体への負担が少ない検査です。多くの妊婦さんが妊娠中に何度か定期的なエコーを受けますが、その多くはうれしい知らせをもたらしてくれます。

妊娠の初めてのエコーはいつ受ける?

「この日が正解」という決まった日はなく、時期は状況や通っている施設の方針によって変わります。大きく分けて2つのパターンがあります。

  • 必要に応じた早期エコー — おおよそ妊娠6〜8週。これは全員に行うものではなく、特定の理由があるときに勧められます。たとえば下腹部の痛み、出血(血の混じったおりもの)、体外受精(IVF)後の妊娠、生理周期が不規則で週数を計算しにくい場合、あるいは子宮外妊娠の疑いがあるときなどです。この時期にはすでに子宮内の胎嚢が見え、6〜7週ごろには胎児(胎芽)の心拍が確認できることもあります。
  • 最初の定期(スクリーニング)エコー — 妊娠11〜14週。これは妊娠初期スクリーニングの一部で、すべての妊婦さんに勧められます。首の後ろのむくみの厚さ(NT:後頸部透亮像)の計測や血液検査と組み合わせて、染色体の特徴のリスクを評価します。

気になる症状がなく経過していれば、画面で赤ちゃんと初めて「対面」するのは、この11〜14週のスクリーニングになることも少なくありません。週数や出産予定日の数え方については、「妊娠期間はどのくらい?週数・トリメスター・出産予定日」の記事で詳しく解説しています。また、妊娠したばかりかもしれないと感じている方には、生理前に現れる妊娠超初期の兆候についての記事が役立つかもしれません。

A sonographer moving an ultrasound probe over a pregnant woman's gel-covered belly during a prenatal scan

初めてのエコーで分かること

画面で先生が何を見ているのか、気になる方は多いはずです。妊娠の初めてのエコーは、いくつかの大切な疑問に一度に答えてくれます。

妊娠の確認と、妊娠している場所

専門家がまず確認するのは、胎嚢があるか、そしてそれがどこにあるかです。正常では胎嚢は子宮の中にあります。もし胎嚢が子宮の外(たとえば卵管の中)にある場合は子宮外妊娠といい、すぐに医療的な対応が必要な状態です。早期のエコーは、これを早めに見つけて除外するのに役立ちます。どんな症状に注意すべきかは、「子宮外妊娠の症状」の記事をご覧ください。

妊娠週数と出産予定日

妊娠初期のエコーは、週数を最も正確に確かめられる方法です。先生は胎児の頭からおしりまでの長さ(CRL:頭殿長)を測り、そこから週数と出産予定日を計算します。検査の時期が早いほど(おおよそ13〜14週まで)、週数の推定は正確になります。だからこそ、特に生理周期が不規則な場合は、最終月経の日付よりも初期エコーの結果が重視されるのです。

心拍と胎児の発育

心拍は通常、妊娠6〜7週ごろから確認できるようになり、少し遅れることもあります。とても早い時期のエコー(たとえば5〜6週)でまだ心拍が見えなくても、必ずしも心配が必要なわけではありません。思っていたよりも週数が少し早いだけ、ということもあるからです。そうした場合、先生は7〜10日後にもう一度検査をして経過を確かめることをよく勧めます。

赤ちゃんの数

初めてのエコーでは、赤ちゃんが一人なのか、複数なのかも分かります。多胎妊娠の場合は、妊娠初期のうちに赤ちゃんたちが胎盤を共有しているかどうかを見極めることが大切で、それによってその後の経過の見守り方が変わってきます。

経腟エコーと経腹エコーの違い

検査の方法には主に2つあり、どちらを選ぶかは何よりもまず妊娠週数によって決まります。

  • 経腟エコー — 小さなプローブ(探触子)を腟内に入れて行います。妊娠の早い時期(6〜9週)には、この方法のほうが画像が鮮明で、胎嚢や胎児、心拍がよく見えます。安全で、通常は痛みもほとんどありませんが、軽い違和感を感じることはあります。
  • 経腹エコー — おなかにゼリーを塗ってから、プローブを当てて滑らせます。子宮が大きくなって上のほうに上がってくる、11〜14週のスクリーニング以降によく使われる方法です。

先生がまずおなかの上から観察し、必要に応じて経腟エコーで細かい部分を確かめることもあります。どちらの方法も、同じ安全な超音波を使っています。

初めてのエコーの準備

特別に難しい準備は必要ありませんが、いくつかのポイントを押さえておくと検査がより快適になります。

  • 経腹エコーの場合、早い時期には膀胱を適度にためた状態で来るよう言われることがあります。受診の30〜60分前に水を0.5Lほど飲んでおくとよいでしょう。膀胱がふくらむと子宮が「持ち上がり」、見えやすくなります。
  • 経腟エコーの場合は反対に、検査の直前に膀胱を空にしておくほうがよいでしょう。
  • おなかを出しやすい、らくな服装で行きましょう。
  • 母子健康手帳やこれまでの検査結果があれば、持っていきましょう。

準備の正確な方法は施設によって少し異なることがあるので、通っているクリニックの案内に従ってください。

妊娠中のエコーは安全?

これは妊婦さんからとてもよく聞かれる質問です。超音波検査は、(レントゲンのような)電離放射線ではなく音波を使います。主要な医療機関によれば、訓練を受けた専門家が医学的な目的で行うエコーは安全と考えられています。だからこそ、検査は経過を見守るうえで本当に必要な回数だけ行い、医学的な必要がないのに記念写真のためだけに行う「商業的な」3D/4Dの撮影は勧められていません。

妊娠中のエコーのスケジュール

初めてのエコーは、ほんの始まりにすぎません。妊娠期間を通して、通常は何度か定期的なスクリーニングのエコーが行われます。

  • 11〜14週 — 妊娠初期スクリーニング。週数やNT(後頸部透亮像)、早い時期の構造を評価し、エコーに血液検査を組み合わせます。
  • 18〜22週 — 胎児形態(精密)エコー。赤ちゃんの臓器のつくりや胎盤、羊水の量を詳しく観察します。この時期には赤ちゃんの性別が分かることもよくあります。
  • 30〜34週 — 妊娠後期のエコー。赤ちゃんの発育や位置、胎盤の状態を評価し、必要に応じて血流を調べるドップラー検査を行います。

定期検査の合間には、赤ちゃんの動き(胎動)が大切な「おうちでの目安」になります。胎動がいつ始まり、どのくらいが目安なのかは、「胎動はいつから?数え方と目安」の記事をご覧ください。

A smiling pregnant woman relaxing at home and looking at her first ultrasound photo

こんなときは医師に相談を

初めてのエコーを待っている時間そのものは、特別なことではなく自然なことです。ただし、定期受診を待たずに医師に連絡したり受診したりしたほうがよい症状もあります。

  • 性器からの大量の出血;
  • 下腹部の強い痛みや差し込むような痛み、特に片側だけの痛み;
  • 肩の痛み、めまい、失神(子宮外妊娠に伴うことがあります);
  • 高い熱や全身のひどい体調不良。

これらの症状があっても必ず何か問題があるとは限りませんが、見過ごさずに専門家に相談したほうが安心です。

この記事のポイント

  • 妊娠の最初の定期エコーは通常妊娠11〜14週(妊娠初期スクリーニング)に行い、6〜8週の早期エコーは必要に応じて行います。
  • エコーでは、妊娠の有無と場所、週数と出産予定日、心拍、赤ちゃんの数が分かります。
  • 早期のエコーは、子宮外妊娠を見つけて除外するのに役立ちます。
  • 早い時期は経腟エコーのほうが情報を得やすく、その後は経腹エコーが使われます。
  • エコーは、医学的な目的で行えば安全な検査と考えられています。

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、医師による個別の診察に代わるものではありません。ご自身の妊娠に関する疑問は、かかりつけの産婦人科医にご相談ください。

AI を活用して作成し、Mama Ai チームが確認しました。 教育目的の情報であり、専門的な医療アドバイスの代替ではありません。

あなたのそばで、毎週ずっと

App Store でダウンロード

続けて読む